第358回南甲倶楽部ゴルフ会

 令和7年12月20日(土)、今年の最終戦、第358回、南甲ゴルフ会が、いつもお世話になっております千葉県の名門、千葉CC川間ゴルフ場にて開催されました。当ゴルフ場の重鎮会員、仲長孝先輩(南甲倶楽部会員S50卒)のご厚意で優待料金にてプレーをさせて頂いています。いつも有難うございます。

 8時40分、初参加者はいないのですが、今年の最多参加者、総勢29名が、キャディマスター室に全員集合。玉澤会長のご挨拶、競技説明、集合写真を撮り、東コース、南コースより4組ずつがスタートして行きました。

 天気予報は曇りのち雨の予報ですが、スタート時は晴れ、午後少し雨がぱらつきましたが、すぐに止み、傘の出番はありませんでした。このところ南甲倶楽部ゴルフ会では殆ど雨に降られません。皆様の日頃の行いでしょうか。有り難いことです。

 全員が冷えた身体を風呂で温め、15時30分、玉澤会長のご挨拶と乾杯で、パーティと表彰式が開始されました。最終戦を制したのは41、46、グロス91、HC23、ネット68で筑紫和男さん。昨年も千葉CC川間で4位に入っており、進境著しい方です。準優勝は南山太志さん、こちらもグロス97はご立派、前回の110から腕を上げました。第3位は、グロス86の清藤良則先輩、ベスグロに一打及ばずの好成績、素晴らしいです。栄えあるベスグロは実力者の85で新谷春稀さんでした。それぞれおめでとうございます。優勝、準優勝者に一言ずつ喜びの挨拶を戴き、久し振りに参加して頂いた山田義博先輩にも一言ご挨拶を戴きました。今回は多数の商品提供をして頂きました。小高先輩より人気のマシュマロ、仲長孝先輩よりゴルフボール、池永先輩より希少な焼酎、清藤先輩より野田のお醤油、大辻先輩よりカレンダー、皆様、有難うございました。

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 楽しい最終戦も来年の再開を約束しながら16時20分終了、お開きとなりました。

にもく会併催忘年会開催

12月11日に開催されましたにもく会は、忘年会も兼ねて、駿河台キャンパス最上階のグッドビューダイニングにて、夜景を眺めながら盛大に開催されました。

まずは長谷川稔専務理事の開会挨拶に始まり、梶田恵美子会長の乾杯と和やかな雰囲気で進みました。梶田会長は就任してから間もないにもく会とあって、「これから、南甲倶楽部のために働いて働いて働いて働いて働いてゆくつもりではありますが、その中でもこうした皆様との交流の機会こそ最優先にしてまいります。」と流行語大賞も取り入れての挨拶をされ、会場が湧きました。

また、12月生まれの方々は10人参加されており、代表して川島正博会員増強委員長が挨拶をし、参加者全員が祝福ムードとなりました。懇談の時間には、年明けの箱根駅伝に期待することを語り合ったり、今年一年の南甲倶楽部の活動を振り返ったりと、母校を軸にした話題が自然と広がり、世代を越えた交流が一層深まっていきました。

懇談も深まったところで、お楽しみアトラクションとして、ビンゴ大会を開催。カタログギフト、奥村組のレアグッズ詰合せ、みんな大好きエイワのマシュマロ&ビール、長谷川専務理事提供のヤクルトカレンダー、齋藤委員提供のお菓子など多彩な賞品が並び、特賞としては商品券1万円分。そしてビンゴの後は年末サプライズ特賞として2万円商品券をかけて、参加者全員が梶田会長とジャンケン大会をしました。勝ち残って獲得された方、おめでとうございます。
一年の締めくくりとして特大のプレゼントに会場は大盛り上がりとなり、童心にかえってはしゃぐ皆様の姿に、会の一体感が感じられるひとときでした。もちろん参加者全員に「くまモンのお菓子」も配布され、終始笑顔の絶えない楽しい時間となりました。賞品をご提供くださった皆様、誠に有難うございました

最後は、熊坂隆光統括専務理事による三本締め。良い年になった方も、そうでなかった方も、それぞれが来年の抱負を胸に、母校と南甲倶楽部の益々の発展を誓いました。

附属校支援委員会主催の忘年会を開催

 師走と言っても穏やかだった12月9日(火)、新中野のワインビストロ柴田屋酒店2F(柴健宏副社長、H5年卒)で36名の参加者を集めて忘年会が開催されました。

 鈴木委員(S51卒)の司会で、渡邊担当専務理事のご挨拶、中大女子陸上部の中村監督(S53卒)の乾杯で宴がスタート。大急ぎで駆けつけて頂いた大学の松本常任理事にもお言葉を頂きました。

宴が進むに連れ、シェフ自慢の料理とさすが酒屋さんと思わせる、クラフトビール、ワイン、日本酒のフリーフローを皆さん楽しんでおられました。

 今回はアトラクションとしてマジシャンの小林洋介さんが各テーブルを廻りマジックショーを披露。間近で見るマジックの不思議さに皆さん感嘆の声を上げておられました。

 忘年会もお開きが近付き、全員で校歌斉唱、笑顔いっぱいの記念写真の撮影、井上委員長の閉会挨拶と続きました。

附属校支援委員会は今後「職場体験学習」を通じて、附属校支援をしていくという発表があり、附属校の生徒の受け入れが可能な企業、今後発生する学校とのやり取りや引率等で協力頂ける方は連絡頂きたいというお願いをさせて頂きました。

最後の最後は、南甲倶楽部 升本相談役による手締めで賑やかにお開きとさせて頂きました。あっという間の1年だったように思いますが、今後も附属校文化を大切にされる方が集まれる場を年に2回は作りますという事で散会とさせて頂きました。
(記:委員長 井上均)

テレビ東京 スタジオ見学とセミナー

ビジネス交流会第43回目の企画として「テレビ東京 スタジオ見学とセミナー」を開催しました。
今回は、募集直後から応募が殺到し、定員30名が数日で埋まり、キャンセル待ちも出るほどの人気でした。

当日は、まずプレゼンルームでテレビ東京代表取締役会長 新實傑様からテレビ東京の現状と取り組みについてご説明をいただき、テレビ東京取締役経営企画局 長大久保直和様、テレビ東京アナウンサー藤井由依様からは、自己紹介の後、スタジオ見学の内容と行程についてご説明いただきました。今回ご参加いただいたテレビ東京の3名の方は、いずれも中央大学のOBということもあり、私たちのために素晴らしいメニューをご用意いただきました。

局内視察については、参加者が多かったため2班に分かれて案内・誘導をしていただきました。
まず「サブ」と言われるスタジオ施設と「第1スタジオ」を見学。「あちこちオードリー」の番組収録も実際に拝見させていただきました。その後「マスター(調整室)」を見学し、「報道第3スタジオ」に移動。そこでは「モーニングサテライト」のVP(バーチャルプロダクション)を見学させていただきました。テレビ東京のVPは最先端の技術を誇り、番組内の背景などをリアルに創出でき、このことにより業務改革及びコストの効率化が大きく進みました。このシステム構築に対し陣頭指揮にあたったのが新實会長ご自身とのことでした。藤井アナウンサーには番組の本番同様にスタジオセットにご登場いただき、臨場感のある空間を実体験できました。

見学の後、プレゼンルームに戻り質疑応答の時間となりました。
参加メンバーからは、多くの質問が出ました。藤井アナウンサーからは、アナウンサーの仕事内容ややりがいについてお話しがあり、参加者は興味深く聞き入っていました。

その後、貸し切りの懇親会の会場に移り、新實会長、大久保取締役にも参加いただき有意義で楽しいひと時を過ごすことができました。

(記:副委員長 原田 良治)

企業交流委員会 キリンビール横浜工場見学会

企業交流委員会
キリンビール横浜工場見学会 2025.10.8   参加者37名

ビール党・お酒好きな方・・・大集合! ということで、生麦にあるキリンビール横浜工場にて「キリン一番搾り生ビール」の製造過程を楽しく見学してきました。

「一番搾り~」の「りぃ~っ」の掛け声で記念写真

見て、知って、味わう
梅沢雄一委員長の開会挨拶に続き、キリンビール㈱の常務執行役員である藤原義寿横浜工場長からもご挨拶を頂き、全員で集合写真。そしていよいよ「キリン一番搾り生ビール」のこだわりやおいしさをたっぷり体感できる、ビール好きの大人が楽しめるツアーが始まりました。
オープニングではキリンビールの歴史をシアターで拝見して、一番搾りをバックに記念撮影スポットを通過すると・・・
ビールの素材(麦・ホップ)を実際に触って体感 もちろん初体験のため、改めて感激でした。
一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べ どちらも甘く美味しく、そのままジュースで販売しても売れるのではと素人的に感じました。 また二番搾りより、やっぱり一番搾りが濃いのも良く解りました。
そしてその後、発酵~パッケージング過程の説明を受けながら見学しました。

梅沢委員長の開会挨拶
藤原工場長のご挨拶
麦芽の試食やホップの香りを体験

お待ちかねのテイスティング
工場見学の最後は、お待ちかねの一番搾りのテイスティングになります。
こだわりの「一番搾り」を、美味しく提供するための知識や技術を習得したスタッフである「ブルワリードラフトマスター(社内資格)」に注いでもらいました。おつまみの「柿の種チーズ味3種セレクトミックス」も絶品で、他にも3種類の生ビールを堪能することができました。
懇親会前にはお土産に大人気の工場見学限定アイテムを取り揃えているキリンファクトリーショップで買い物を楽しみました。(前記「柿の種チーズ味3種セレクトミックス」も販売中。)
また家庭用ビールサーバーのホームタップ特別プランも紹介され、早速数名が申し込んだようで、キリンビール様に喜んでいただきました。

ブルワリードラフトマスターが注ぐ「一番搾り生ビール」
キリンファクトリーショップでお買い物

隣接する「ビアポート」で懇親会
ほろ酔い加減で、そのまま隣接する「ビアポート」の2階で懇親会が始まりました。奥村担当専務理事の謝辞・乾杯で始まり、地元神奈川県産の食材を使用したメニューを味わいながら、先程の一番搾りをはじめ、ビール・ソフトドリンク飲み放題を楽しませていただきました。
冒頭でご紹介した藤原工場長は中大OBで、1990年理工学部工業化学科卒業・1992年理工学研究科修士課程を修了されています。今回は見学会の同行から、懇親会まで我々にお付き合いただきました。お忙しいところお時間をおつくりしていただきまして、ありがとうございました。
懇親会の最後には、藤原工場長の「工場見学に中大OBの方もよくいらっしゃるが、文系の方々が多くて、理工学部OBがこれだけ揃うのは珍しい」との言葉を受け、理工学部OB9名の記念写真もパチリ。

奥村専務理事の謝辞
理工学部OBだけで記念写真!

最後に、今回の見学会でお世話になりましたキリンビール㈱の藤原工場長様、平田様、そしてキリンビール様とのご縁を繋いでいただきました大成建設㈱早藤様他に、改めて御礼申し上げます。

企業交流委員:佐々木雅弘

第357回南甲倶楽部ゴルフ会

令和7年10月7日(火)、第357回、南甲倶楽部ゴルフ会が上野原のレイク相模カントリークラブで開催されました。猛暑が過ぎ、やっと秋らしくなってきたというより、朝から小雨がぱらつき、少し肌寒さを感じました。

今回は、初参加の黒川真俊さん(H2卒)、ゲスト参加の富岡克昭先輩を含めた14名が参加。8時45分、キャディマスター室前に全員集合。玉澤ゴルフ会会長のご挨拶、競技説明、集合写真を撮り、9時12分、アウトコースより4組がスタート。不思議なことに朝方降っていた雨が、スタート時にはぴたりと止み、ラウンド中は傘がいりませんでした。

ラウンドに少し時間が掛かり、最終組が上がってきたのが15時45分。16時から懇親会と表彰式が始まりました。栄えある優勝は、苦節5年、実力者でありながら、なぜか優勝に縁が無かった神谷宗弘先輩(S55卒)。39、40、グロス79はお見事、ベスグロも取りました。準優勝は初参加の黒川真俊さん、ネット63は凄かったですが、ゴルフ会の規定により2位に繰り下がりました。第3位は、暫くなりを潜めていたレイク相模CC、当ゴルフ場支配人の石井年晴さん。いつもはおもてなし精神に溢れているのですが、そうそう甘やかしてばかりはいられないと言うことでしょうか(当ゴルフ場を割引価格にて使用させて頂き有難うございます)。皆様、おめでとうございました。スコア表はこちら>>

楽しい時間はあっという間、初対面の方々は名刺交換をして、次回ゴルフ会を楽しみにしつつ16時50分にはお開きとなりました。今回もエイワの小高先輩より美味しいカルピスマシュマロを参加者全員に頂きました。小高先輩、いつも有難うございます。

第356回南甲倶楽部ゴルフ会

 令和7年9月10日(水)、第356回南甲ゴルフ会が、いつもお世話になっております千葉県の名門、浜野GCにて開催されました。当ゴルフ場の清藤元社長は南甲倶楽部の会員(S44卒)、いつも優待料金にてプレーをさせて頂いています。有難うございます。

 9月も半ばになるというのに真夏日の予報。何時になったら涼しくなるのでしょうか。炎天下の中、初参加の神木亮輔さん(H15卒)を含めた20名が参加、8時30分、キャディマスター室に全員集合。玉澤会長のご挨拶、競技説明、集合写真を撮って、アウト、イン8時49分からスタートして行きました。

 ラウンド終了間際に少し雨が降りましたが殆ど一日良い天気で、15時30分には全員が無事にプレー終了。名門浜野GCを制したのは、アウト43、イン46、グロス89、ネット68の福田博司さん、福田さん、なんでハンディが21もあるの?と皆が言っていました。準優勝は何とグロス71の川崎徹さん、ハンディ2ですのでネットは69、もちろんベスグロ。大型過ぎる期待の新人です。第3位、こちらは実力者の山田稔さん、46、42、グロス88はお見事。皆様それぞれお目出度うございました。

 15時45分、全員が汗を流してパーティルームに集合。パーティ、表彰式が始まりました。なんと言っても準優勝の川崎さんのスコアが話題になりました。6バーディを取り、グロスで1アンダー。長い南甲ゴルフ会でも初めてのこと。これからのゴルフ会を引っ張っていって貰いたいと思います。パーティも名刺交換などをして16時30分終了、お開きとなりました。

 今回もエイワの小高先輩より皆さんにカルピスマシュマロ、清藤先輩より青森の甘いトウモロコシ、またコースよりボールなど沢山の賞品をご提供頂きました。有難うございました。

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企業交流委員会 身近な法律セミナー 9月4日(木)

参加人数:37 名

「相続・終活に関わる最新の生前対策について」
拓実リーガル司法書士法人 代表社員 松本万紀(2004 法)

今回は第2 回身近な法律セミナーとして、会員皆さんの関心の高い最新の生前対策について松本万紀会員(2004 法拓実リーガル司法書士法人代表社員)から、駿河台キャンパスの学員会会議室にて講演いただきました。

講師 松本万紀氏

なぜ“死後の事務”が問題になるのか
第一に不動産問題が挙げられる。近年、空家や所有者不明土地に対応するため法整備が進み、3年以内に名義変更をしないと過料が課される相続登記の義務化、空家特措法、民法等が新設、改正されている。不動産の相続は簡単ではない。所有している方は生前に余裕を持って準備をしてほしい。
第二に、時代の変化がある。例えばデジタル遺品問題。デジタル遺品とは、パソコンやスマホ等のデジタル機器に保存されたデータ、アカウント、オンライン上のサービス等の資産。ネット銀行をメインバンクにしている人も増加している。法制度やルールが整備されておらず、デジタル金融資産を遺族が把握していないためにトラブルやリスクも多い。また、少子高齢化や価値観の多様化により、単身世帯であるおひとりさまは全世帯の4 割を占める。遺された人が困らないように不動産の処分や配分、デジタル遺品の整理、財産評価や節税対策等の生前対策に取り組まないと時間がない。
加えて、特に会社と密接に結び付いている経営者・管理職層は、事業承継と生活設計が表裏一体のため特有の問題がある。早めの生前対策が満足度を左右することや老後資金の確保の必要性が中小企業白書から判明している。
逆算して人生プランを立てることで今の生き方が充実する。

開会挨拶 
梅沢雄一企業交流委員長
熱心にメモを取る参加者

何を準備しておくべきか
こうしたあらゆるリスクに対して生前対策5点セット(①事務委任契約、②任意後見契約、③尊厳死宣言、④死後事務委任契約、⑤遺言書)で対策をすることをお勧めする。
遺言書作成は司法書士や弁護士に任せ、必要に応じて税理士に相談をしてほしい。特に経営者は内容が複雑になるし、法律要件が厳格なため不備があると無効となるからだ。自筆証書ではなく公正証書で作成し、遺言執行者を指定することで不動産等の名義変更や売却、その他遺産の分配をスムーズに執行しトラブルを防ぐことが出来る。また、死後事務委任契約は葬儀・納骨を含む、遺言書で対応できないさまざまな死後の手続きや届出、業務の大半を信頼できる人に委任できる。
認知症リスクや詐欺被害リスクが増加しており、生前から財産を守ることが必要となっている。事務委任契約と任意後見契約をセットで準備し、本人の判断能力が十分なうちに信頼できる親族や司法書士に介護や財産管理をお願いすることを勧める。
経営者・管理職層には終活の7つの視点(①財産の分け方だけでなく承継の順番を考える、②死後の事務や処理業務に誰が対応出来るか、③自社の経営情報のブラックボックス化への対策、④デジタル遺品の所在と管理者を明確に、⑤社外・取引先・地域との信頼関係を断絶させない工夫、⑥残された人が困らない身辺整理と後始末、⑦何を残したいのかの価値観を言語化)を持ってほしい。

謝辞 奥村太加典専務理事

終活をチャンスに変えられる人に
まとめとして、終活は人生の集大成であり、未来への橋渡しである。故人の在りし日の姿が透けて見えるようなものを遺してほしい。終活は資産の出口戦略であり、業務の引継ぎであり、信頼の再構築である。終活をチャンスに変えられる人になってください。
質疑応答の後、終わりに奥村太加典専務理事よりお礼のご挨拶をいただきました。講師の松本さん、ご同席された同司法書士法人の由井さん、土田さん、お忙しい中大変有意義なお話をいただきありがとうございました。

拓実リーガル司法書士法人の皆さん

(企業交流委員会 柳澤昌之)

第42回ビジネス交流会

~アジアビジネスの実情とアジアで活躍できる人材育成について~
(実際の現場での教育デモ再現・ロールプレイングを交えながら)

第42回ビジネス交流会はアジアビジネスの実情とグローバル人材育成をテーマとした講演会を中心に、宿谷委員長、田作副委員長の司会進行のもと、JICA見学会・懇親会を含めて三部構成で行い、約30名の方々にご参加頂きました。

第一部として、JICA(国際協力機構)地球ひろばを見学し、発展途上国の実情に関する知見を高め、我が国の関わり方を考える場「ミニ万博」に参加しました。

第二部の講演会は場所を移動して開催しました。講師はビズエイジア株式会社の野口代表と外国人シニアコンサルタントの雷マネージャーです。ビズエイジアはアジアを中心に外国人人材育成・研修、集客・接客支援、多言語対応、インフラ整備等のサポート業務を行っています。同社取引先は地方公共団体、物販をメインとした商業施設などが多いとお聞きしました。
まず、日本人の人口減少、在日外国人の増加、日本を取り巻くアジアの経済成長などに関して、具体的なデータをもとにご説明がありました。
次に外国人を採用する際や外国人材を育成する際の留意事項として、文化的・法律的な違いを十分に理解し、適切に対応することが重要であり。特にグローバル人材とは何か、自社に置き換えて定義しなおすことからスタートする、つまりジョブディスクリプション・コンピテンシー・処遇採用による募集要項・任命要件などの基準作りが大事になるとのお話が印象的でした。
また、グローバル人材育成に関する一例として、留学生就職支援育成プログラム(立命館アジア太平洋大学)の採用なども挙げられていました。
アジアビジネスの成功には、現地の事情に精通し、柔軟かつ戦略的に対応できる人材の存在が不可欠です。実務の中で活かせる語学力とともに重要なのは、異文化理解力と適応力になります。ビジネス慣習や価値観の違いに対して寛容かつ適切に対応する能力が求められます。外国人スタッフとの信頼関係を築くためには、共通目的意識をもち、長期的な視点での関係構築力も必要となるものと感じました。
さらに、外国人の方々に問題なく通じるジェスチャーはどれでしょうか?という「南甲インバウンドクイズ選手権」も行われました。日本人が普段使っているジェスチャーは外国人には通じないものも数多くあるということをあらためて認識しました。

第三部は「インド料理店」ダルバールに会場を移して、講師のお二人を囲んで交流懇親会を開催しました。ビジネス交流の促進と人脈を広げるチャンスとなり、大変有意義な時間を過ごすことができました。

文責:中田重幸(1987年法学部卒)

第一部【JICA見学会】
JICA(国際協力機構)地球ひろばは「知らない私に出会う」をテーマに多文化共生社会を謳い、多くの模型・写真・パネルの展示を通じて、開発途上国を含む世界の人々へ共感や連帯感を育む
ひろばとなっています。

第二部【講演会】
《講師》野口 晃一 様  
 ビズエイジア株式会社 代表取締役社長
 1995年中央大学商学部卒業 亜細亜大学大学院博士課程前期終了(研究テーマはアジア人材戦略)
 三菱UFJニコスにて15年間勤務(うち、約11年間人事部)の後、ビズエイジア株式会社を設立。
 立命館アジア太平洋大学社会連携参与、東京経済大学講師、ほか多数の公職も兼務されています。
《講師/アシスタント》雷 婷 様
 ビズエイジア株式会社 マネージャー シニアコンサルタント
 中国生まれ。日本語堪能で分かりやすく、アジア各国の生活慣習、ジェスチャー、価値観の違いなどについて、ご説明いただきました。

第三部【懇親会】
講演会終了後、講師のお二人を囲んで、インド料理店で交流懇親会を実施しました。
ご当地食材を使った数々の美味しいお料理に舌鼓を打ちました。

第41回ビジネス交流会 活動報告
講演会 『ロボットの社会実装に向けて』 〜社会課題解決のために産学連携でできること〜

〈講師〉
•中村 太郎氏 中央大学理工学部教授
 ○研究分野:ソフトロボット・ウエアラブルロボット・生物型ロボット
 ○2017年 中央大学初スタートアップ企業「株式会社ソラリス」を創業

•市橋 徹氏 株式会社ソラリス 代表取締役CEO
 ○東芝に入社後、米国での新規事業立ち上げに貢献。数社のベンチャー企業で経営職を歴任

第41回のビジネス交流会は、駿河台キャンパス18階において30名強の参加者を迎え、中村太郎氏と市橋徹氏からご講演をいただきました。
中村教授は、学術論文と特許件数ともに100件以上を保有し、研究室の35名の優秀な学生とともに、「わくわく感と使命感」を合言葉に、社会に役立つロボット開発に日夜を問わず邁進している様子を紹介しました。
続けて、昨今注目を浴びているAI(人工知能)などのソフトウエアの進化が、更に社会実装し、宇宙・医療・資源開発・その他身近な諸問題を解決していくためにも、体を含めたシステム(ハードウエア)であるロボットが重要であると述べました。
特に、研究分野である人間に調和しやすい柔らかな動きをするロボット技術「ソフトロボティクス」への期待が高まっているとの観測とともに、研究内容についての詳細な説明がありました。現在、開発が進む「ミミズ型ロボット」や蠕動(ぜんどう)運動ポンプは、老朽化するインフラのメンテナンスや土木・建築分野での活躍が期待されています。
中村教授からは、「中央大学理工学部は、優れた人材を発出できる環境があり、研究内容や高度な技術は、他と比べても秀でたものが多くあります。これをより発展させるために、大学による一層の支援体制の整備をお願いしたい。」とのご要望も頂きました。
続いて、株式会社ソラリスの市橋社長から、社会実装が可能で、すぐに社会貢献ができるロボティクスの重要性と、それを進化・発展させるロボットベンチャーの重要性が説明されました。企業経営の視点を交え、中大初のベンチャー企業に寄せる熱い期待が語られました。
お二人から熱意のこもった臨場感あふれる講演をいただき、参加者一同も活気に満ちた時間を過ごすことができました。

懇親会
第二部の懇親会は、19階の「Good View Dining」で中村教授と市橋社長を囲み、リラックスした雰囲気の中で開催されました。駿河台キャンパスの最上階から見える夜景とゆったりとした施設を満喫し、中村教授からは「次回は研究室の学生たちの交流の場としたい」とのお話もいただき、充実した交流会は無事に閉会となりました。