附属横浜中学・高校にキャリアセミナー講師派遣 6月17日(土)

梅雨の合間、夏を思わせるような暑さを感じた6月17日、白門附属高校会よりキャリアセミナーの講師を2名派遣いたしました。

  菊地氏の話を真剣に聞く中学2年生たち

大学学事部主催、対象 中学2年生

講師:菊地 博之氏(H5年卒)

約200名の中学生を前に建設業界で設備施工管理会社の営業職である菊地氏と三菱重工業のエンジニアである矢ヶ崎講師による約2時間の「働くってどんなこと?」講座が開催されました。

前半は自己紹介・勤務する会社の仕事・営業職の仕事・働くって? というテーマで画像やイラストを多く使いわかりやすく説明し、時には生徒たちに優しく話しかけて興味を抱かせユーモアたっぷりの楽しい講演でした。

働くということは安定した収入を得るだけでなく、厳しい場面もあるがやりがいを見つけて、社会の役に立つことや、いろいろな経験をすることに価値があると身近な体験からわかりやすく説明して多くの生徒たちが納得したようでした。Enjoy Work, Enjoy Life.

後半は学習支援Webサービス(FORMS)を使い、質問を集め生徒と講師が直接ディスカッションしたり、講師から逆質問が出たり、多くの生徒が積極的にディスカッションに参加しました。時間の関係で直接質問ができなかった生徒が多くでるほどに盛りあがりました。

「中大附属中学・高校で学べるということは教育環境、生活環境に非常に恵まれています。今の時間を有効に使い自分のやりたいことを探し、何事にも興味をもって積極的に行動しましょう。そして在学中に友だちをたくさんつくりましょう。附属の友人は一生付き合える仲間です」との最後のメッセージで終了しました。 

(企画委員長 岩﨑 良三)

附属横浜高校主催、対象 高校1年生

講師:小田島 孝太氏(H11年卒)

秋には文理選択を控える高校1年生を対象に「先輩のキャリアケースを知る」「将来ビジョンのヒントを持ち帰ってもらう」「自分の将来と向き合うきっかけを得る」という3点を目的に講演いただきました。現職の㈱ソウルアロープロジェクトに至るまでの学生生活、3つの仕事の経験などをわかりやすく紹介、現職の魅力①仲間と一緒に働ける②ワクワクする仕事を自分でつくれる――を熱く語っていただきました。

後半は事前アンケートを基に質疑応答の形式で講演を再開。高校1年生の持つ現状と将来のギャップに関する質問で数多くの手があがりました。しかし、小田島講師の豊富なキャリアと人脈からあらゆる質問にも回答をしていく姿に、350名の高校1年生たちは唖然とした様子で聞き入っていました。進路を考えるうえで、「まずは自分の考えを持つこと。自分なりに分析し自信を持って決断することが重要」というアドバイスを与えると同時に、「どのように行動すべきか常に考える習慣を身につけましょう」という言葉で講演を締めくくっていただきました。

  講演後の質問にも熱心に対応

(幹事長 井上 均)

今回、南甲倶楽部白門附属高校会では上記お二人の講師の他に、升本部会長・清水副部会長・岩﨑委員長、井上幹事長が同行いたしました。中学生、高校生という若い世代が熱心に先輩講師に質問する姿を見ていると、暑い日ではありましたが爽やかな気持ちにさせられる土曜日でした。