第10回金融セミナー「電子マネーの理想と現実」

2011年2月、第10回となる金融セミナーを開催した。講師は前回に引き続き中央大学商学部の建部正義教授をお招きし「電子マネーの理想と現実」というテーマで講義をお聴きした。

時宜を得たテーマということもあり、長尾武次担当専務理事をはじめ20数名の参加であった。

最近マスコミで頻繁に話題になる電子マネーの本質は何なのかという切り口で、スイカ、ナナコといった電子マネーはプリペイドカードの一種に過ぎず1990年代にヨーロッパで議論された本質的な電子マネーとは一線を画すものであるというのが結論でした。